正法寺
の
歴史
現在の設備について
傳燈山正法寺の創立は遠く平安時代に遡ります。山号の傳燈山は傳教大師の傳、つまり天台宗の開祖である最澄に由来しているという伝承により、正法寺は千二百年以上の歴史をもつ寺院です。また傳教大師作といわれる阿弥陀如来像が伝承されています。
江戸中期には禅宗に属した時期があり、月光山正法寺と号していましたが、その後釋法電が住職となり浄土真宗本願寺派に属して真宗寺院として中興しました。釈法電は旧姓を平姓長野といい、そのため平經盛の書状が寺に伝わっています。
時の流れを経て、真宗大谷派(本山東本願寺)に属し、真宗寺院となってからは二百有余年を経て住職は現在第八代目となります。
現在正法寺は本堂裏側に門徒会館(山本精舎)と専用駐車場があり、御門徒方は御法事や御葬儀の際に利用することができますので、お気軽にご相談ください。本堂と門徒会館は冷暖房完備、椅子も設置しております。
納骨堂は本堂横と本堂の下にあります。
本堂
大正時代に建てられた本堂です。法要や日々のお勤めはここで行われます。
御門徒の方は御法事や月参りの際にこの本堂を利用することができます。
お香のかおりが漂う空間で厳かに儀式が勤まりますので、自然と心が落ち着いてきます。
冷暖房もついておりますので、厳しい気温のときにも快適に過ごせます。
お参りをご希望の際に最低限必要なのはお位牌(または法名軸)です。
勤行の際に遺影、お花や果物、お菓子などをお供えしたい方はどうぞ御持参ください。仏様の前にお供えした後に勤行します。
右図のように椅子を設置しているので、正座ができない方もご安心ください。
決まった使用料は頂いておりません。お気持ちで結構です。
山本精舎(門徒会館)
本堂の真裏には「山本精舎」という正法寺の門徒会館があります。こちらは元は民家でしたが、いまは正法寺の門徒会館として門徒様たちに開かれています。
「山本精舎」という名前は以前ここに住んでいた方のお名前に因んでつけられました。
おもに法要の際のお斎、御法事、家族葬等のために使われています。
お斎用のお弁当やお食事をこちらで召し上がることができます。
本堂同様に使用料は特に決まっておりません。
納骨堂
当山には納骨堂が二箇所あります。本堂の横にある建物が納骨堂ですが、本堂の中にも納骨堂があります。
ちょうど御本尊の真下に納骨堂が作られています。
ご興味のある方は見学もできますので、お気軽にご相談ください。
外にある納骨堂は古くなってきたため新規のご使用はお断りしておりまして、本堂内の納骨堂も空きがない状況です。お骨の一時的なお預かりは可能ですのでお困りの方はご連絡ください。
(現在、門徒会館横に新たに納骨堂を建設中です)
駐車場
矢印の方向に進んだ先の坂を上がると駐車場があります。
15台程駐車可能です。
庫裏や本堂から少し離れているため、足のお悪い方は直接境内に駐車してくださっても構いません。
当山向かって右側(南側)にあるスペースは隣に住んでいる方の私有地ですので駐車はご遠慮くださいますようお願い申し上げます。